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電子書籍 Epubに関する動きまとめ3 データ ソフト編


前回のエントリー「電子書籍 Epubに関する動きまとめ2 データ制作編
のつづきです。

今回はソフトを使ったepub形式の制作方法の検証レポートです。


評価:
佐々木 俊尚
ディスカヴァー・トゥエンティワン
¥ 1,155
(2010-04-15)

紹介するソフトはこの二つです。

■SIGIL(Ver0.2.0)

■eCub(Ver1.10) 

どちらも上記のリンクからダウンロードできます。()内は今回の検証バージョンです。
ではまず、SIGILから検証していきます。


■SIGIL

SIGILデフォルト画面 変換のサンプル文章として青空文庫から適当に拝借します。 芥川龍之介の「アグニの神」 を選びました。
さてここから制作に移ります。

メニュー周りはワードのようなつくりになっています。


大きく違うのはこの部分で、左から「プレビュー」「プレビュー/ソース表示」「ソース表示のみ」でしょうか。

1.まず、プレビューモードで文章を作っていきます。


今回は、コピペしていくだけですので簡単です。
ページを増やしたいときは「Chapter Break」ボタンを押すか、


「BookBrower」のTEXTフォルダ部分で右クリック「AddNewItem」で追加できます。



細かく調整したい片は、ソースモードで直接ソースを編集することもできます。
ただ、手動で編集するエントリーでも説明しましたが、あまりに細かいスタイルの設定は閲覧環境に影響を与えますので、極力シンプルな構成がよいかとおもい ます。


2.文章を作り終えたら、次は書籍のメタデータを制作します。




Toolsから「Meta Editor」を選択。


タイトル、著者名、言語などの設定を行いさらに細かいメタデータを埋め込みたい場合は「More」ボタンから追加します。この例ではパブリッシャーに青空 文庫を追加しました。


3.次表紙を差し込みます。



あらかじめ制作しておいた表紙データを挿入します。
画像の規格は 590px ×750pxでカラーモードはRGB、解像度は72bpi以上です。


4.目次の設定



このままでも一通り読める形にはなっていますが、文章量が多い場合目次が必要になります。
目次の設定は次のとおりです。


目次に設定したい表題を選択します。


今回の例で行くと数字をそれぞれの数字を選択します。
わかりやすくするために、漢数字をローマ数字に変えて設定しました。

選択後、画像のように見出し設定を行います。
表題のレベルごとにHeading1〜6まで設定が用意されています。
ソースで見るとわかりますが、単純に<h1></h1>〜<h6></h6>の見出しタグを設定してい くというものです。

今回はすべて「Heading1」つまり<h1></h1>を当てていきます。

設定し終わったら「Tools」から「TOC Editor」を選択します。





エディターにはすでに設定された見出しが入っていると思います。
そこに奥付などさらに必要な要素を加えます。階層が下になっている部分は<h2>を指定した部分です。これで目次の設定は終了です。

SIGILでの設定は一通りおわりです。これで電子書籍としての体裁は取れると思います。
SIGILは直接[epub]形式で保存されますので、特に書き出しや圧縮作業は内容です。


■eCub


次にeCubです。


1.プロジェクトを設定する。



はじめに、メタデータの設定から行って生きます。
必須項目以外は任意になっているので、今回は必須項目と、パブリッシャーを入力します。
その後も項目に従って入力していきます。
「SIGIL」と異なる点は文書の制作はここではおこなわず、あらかじめhtmもしくはtxtデータとして用意しておく必要があります。


2.文書をインポートする



タイトルなどを入力し終わったあとの画面です。

この時点で、文書はインポートしていませんので、インポートしていきます。

「+」からインポートを行います。
ここでの注意点として、インポートするtxtデータはutf-8でエンコードしてあることが前提となります。ので、utf-8のhtmlを使用するほうが 早い方は、そちらでもかまいません。


このように無事インポートできました。
右のビュー画面で確認できると思います。
いちどインポートすると、ここで直接編集することもできます。
ここでのファイルの順番が、そのまま目次に反映されますので、順番を調整してください。


3.次に表紙データを設定します。



表紙は「Cover」ボタンから設定します。


AddImageを選びカバー画像を選択します。
一枚画像だけでなく、複数の画像や、テキスト、背景をつかった簡単な編集もできます。
Templatesを選ぶとあらかじめ設定してあるテンプレートを呼び出すことも可能です。
逆にテンプレートを作ることもできます。
よくわからない方は、テンプレートからつくってみるのもよいかもしれません。

※Editボタンからタイトルや、そのほかのメタ情報など再設定できます。


4.書き出し



ここまでで一通りの準備が整いましたので、書き出しをします。

「Compile」ボタンをクリックします。これで変換が行われます。
データの保存場所はEditからパスの設定が行えます。


■日本語設定

二つ紹介しましたが、リーダーによっては日本語がうまく表示されないことがあります。
これは、出来上がったepubファイル内に内包してあるxhtmlデータに日本語情報が書かれていないためです。どちらのアプリケーションでもおなじで す。また、アプリケーションないで直接ソースに書き加えたが会いでも。実際に書き出されたepubデータでは反映されていません。このため、出来上がった epubデータを直接編集する必要があります。


修正方法1
できたepubのデータの拡張子を「.zip」に変更します。
前回のエントリーで説明したとおり、epub形式は元はzip圧縮されたものなので、拡張子を変更するだけで解凍できるようになります。ただし、ここでは 解凍しません。

※解凍しても良いですが、前回エントリーで書いたとおり、圧縮には一工夫しなければならないので、直接編集するほうが手間がかからず良いと思います。


修正方法2
7-zipな どの圧縮状態から編集できるソフトを使用し、直接該当のxhtmlファイルを編集します。
Windowsデフォルトの解凍ソフトでは、直接編集はできないようです。

編集箇所はこの部分です。

<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml" >

ここをこのように編集します。
<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml" xml:lang="ja" lang="ja" >
xml:lang="ja" lang="ja"をxhtmlのソースに書き加えてください。

編集がおわったら、拡張子を元に戻してください。
これで書き換えは終了です。

 このほかに制作ソフトとして有力なものにAdobe InDesignがあります。 CS3から書き出し可能とのことだったのですが、管理人の所有するバージョンがCS2だったため検証はできませんでした。 CS5が発売間近なのでバージョンアップ予定です。そのときに改めて検証したいと思います。
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